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交通事故での追突などの衝撃により、強制的に首が曲げられて伸ばされてしまうと頚部が損傷します。
ムチを打ったときのしなるような動きに似ていることから「むちうち損傷」と呼ばれています。
「むちうち損傷」は、頚椎の骨損傷や椎間板の損傷を伴わない頚椎の捻挫です。
「むちうち損傷」は、痛めた直後すぐに治療することがとても大事になります。
事故直後は興奮状態にあり気が動転してしまうなどして、交感神経が優位に働くため、痛みなどの症状を感じないこともあるようです。
しかし翌日の朝になり、起きるときに首が痛くて動かせないなどの症状や、頭痛やめまい、吐き気などの不定愁訴を伴うことも少なくありません。
痛みがひどいときは首を安静にすることで症状が軽減する場合がありますので、早期に頚椎カラーなどで頚部を固定することが重要です。