トップページ>症状別メニュー>ぎっくり腰
重い荷物を持ち上げようとしたり、不用意に腰をひねった時に「ギクッ」となり急に腰が痛くなるのが「ぎっくり腰」です。
「ぎっくり腰」になると、強い痛みで踏ん張りがきかなくなり立っていることもできず、その場で崩れ落ちて身動きがとれなくなったりします。
症状が軽ければ歩くこともできますが、加重のかかるほうの腰には強い痛みを感じます。
また、寝返りをするのも痛くて大変な状態になり、くしゃみや咳をしても腰に痛みが走るような症状になります。
足のほうにしびれなどの神経症状がない腰痛です。
症状を治めるには、痛みの楽になる体制になって安静にすることが大切です。
ほとんどの人は横向きになって膝を曲げて丸くなるような姿勢にしていれば次第に軽くなっていきます。
また痛めた直後には熱感を伴っている場合が多いので、患部に触れてみて熱っぽいようなら患部を軽く冷やすことで炎症がおさまって症状も軽くなっていきます。
「ぎっくり腰」にならないための予防も大切です。
腰に負担をかけるような急な動作をさけ、物を持つときは膝を折り曲げて体に近づけて、ゆっくり伸ばしていくように持ち上げるようにしてください。
痛みがなくても、予防のためにコルセットを着用することも有効です。